ネット回線を引越しで見直す方法|乗り換えの選び方

更新日:2026年8月7日 / 情報確認日:2026年8月7日

引越しでネット回線をどうするか迷ったら、まず「今の契約を続けるか」「乗り換えるか」を整理するところから始めましょう。

事業者を乗り換える場合は、「転用」または「事業者変更」という手続きで、工事なしに切り替えられることがあります。

契約後に「思っていたのと違う」と感じても、電気通信事業法の初期契約解除制度で一定期間は解除できる場合があります。この記事で仕組みを確認しましょう。

状況別・ネット回線の選択肢(早見表)

状況選択肢
新居でも今の事業者のまま使いたい「移転」の手続き(住所変更)。設備の有無で工事の要・不要が変わる
フレッツ光から光コラボレーション事業者に変えたい「転用」の手続き。転用承諾番号をNTT東日本・西日本から取得する
光コラボ事業者から別の光コラボ事業者に変えたい「事業者変更」の手続き。事業者変更承諾番号を今契約している事業者から取得する
契約後に合わないと感じた電気通信事業法の初期契約解除制度(契約書面受領から8日以内)を確認する

まず確認すること:新居で今の回線がそのまま使えるか

引越し先の建物に、今契約している事業者の回線設備がすでに入っているかどうかで、工事の要否や乗り換えのしやすさが変わります。物件情報や管理会社、契約中の事業者に確認しましょう。移転・解約・新規申込みのどれを選ぶかという手続きの進め方自体は、インターネット回線の引越し手続きの記事で解説しています。

同じ事業者のまま引越す場合:「移転」の手続き

今の事業者と契約を続けたまま引越す場合は、契約先に「移転」を申し込みます。新居の建物にすでに回線設備が入っていれば工事が不要なこともありますが、入っていなければ新たに工事が必要です。工事日の調整には日数がかかることがあるため、引越し日が決まったら早めに申し込みましょう。

事業者を乗り換える場合:「転用」と「事業者変更」の違い

フレッツ光から光コラボレーション事業者に乗り換える場合と、光コラボ事業者どうしで乗り換える場合とで、必要な手続きが異なります。いずれも今使っている回線設備をそのまま使うため、原則として新たな工事は不要です。

  1. 1

    転用(フレッツ光→光コラボレーション事業者)

    NTT東日本・西日本から「転用承諾番号」を取得し、乗り換え先の光コラボレーション事業者に伝えて申し込みます。NTT東日本・西日本のWebサイトまたは電話で取得でき、有効期間は取得した日を含めて15日間です。

  2. 2

    事業者変更(光コラボレーション事業者→別の光コラボレーション事業者)

    今契約している光コラボレーション事業者から「事業者変更承諾番号」を取得し、乗り換え先の事業者に伝えて申し込みます。有効期間は転用承諾番号と同じく15日間です。

フレッツ光に戻したい場合も同じ枠組み

光コラボレーション事業者からフレッツ光に戻すことも「事業者変更」の一種として手続きできます。詳しくは契約先の事業者に確認してください。

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引越しを機に乗り換えを検討するときの視点

今の契約に不満がなければ「移転」で続けるほうが手間は少なくなります。一方、料金プランやセット割引を見直したい場合、引越しは工事日程を合わせやすいタイミングでもあります。契約期間の縛りや解約時の費用は事業者ごとに異なるため、乗り換え前に今の契約内容(契約期間・解約にかかる費用の有無)を確認しておきましょう。

契約後に「合わない」と思ったら:初期契約解除制度

電気通信事業法の消費者保護ルールにより、光回線などのインターネット接続サービスには初期契約解除制度が設けられています。契約書面を受け取った日を1日目として8日を経過するまでは、利用者の都合で契約を解除できます。

違約金は不要でも実費はかかることがある

初期契約解除では違約金の支払いは不要ですが、それまでに利用したサービスの利用料や、実際にかかった工事費用、事務手数料は請求される場合があります。契約前に、初期契約解除の対象となるサービスかどうかも事業者に確認しておくと安心です。

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よくある質問

引越し先で今のプロバイダの回線をそのまま使えますか?

新居にすでに回線設備が入っていれば使える場合があります。契約先の事業者への「移転」の申し込みで手続きします。設備がない場合は新たに工事が必要です。

「転用」と「事業者変更」はどう違いますか?

フレッツ光から光コラボレーション事業者へ乗り換える手続きが「転用」、光コラボレーション事業者どうしで乗り換える手続きが「事業者変更」です。それぞれNTT東日本・西日本、または契約中の事業者から専用の承諾番号を取得して手続きします。

転用承諾番号・事業者変更承諾番号の有効期限はどれくらいですか?

いずれも取得した日を含めて15日間です。期限が切れた場合は再度取得します。

契約後に解約したくなったら違約金がかかりますか?

電気通信事業法の初期契約解除制度により、契約書面を受け取ってから8日以内であれば、違約金なしで解除できます。ただし、それまでの利用料や工事費、事務手数料は請求される場合があります。

ネット回線の引越し手続き自体はどこで確認できますか?

移転・解約・新規申込みの選び方や、つながらない期間の備えは「インターネット回線の引越し手続き」の記事で解説しています。

出典・参考

情報確認日:2026年8月7日